胃カメラ検査と聞けば、“強い嘔吐感”などの苦しい検査を想像される方が多いかと思います。当院では検査をより楽に受けて頂くために、ごく細いカメラを使用し苦痛の軽減をはかっております。

また鼻から挿入する「経鼻内視鏡」を導入しております。「経鼻内視鏡」は舌の付け根に触れないため吐き気が起きづらく、楽な状態で検査を受けることができます。もちろん、ご希望や状況によっては経口で検査することもあります

それでも、不安のある方もいらっしゃると思われます。そのような方には、さらに静脈麻酔を投与し眠って頂いた状態で検査を行うようにしております（静脈麻酔をご希望されない方は遠慮なくおっしゃって下さい）。

当クリニックで導入している内視鏡検査装置は、「NBIシステム」を搭載しており、光技術で粘膜の微細な血管や模様を強調して、より詳しく観ることが可能です。それ故、これまで通常の観察で見逃されていたような小さな咽頭、喉頭がん・食道がん・胃がんなども見つけることができます。

検査後は一件ごとに内視鏡の手洗いと、最新の内視鏡洗浄機による洗浄・消毒を行い、最高水準の衛生管理を実現しております。

内視鏡検査を受ける患者様専用の待合スペースを設置し、検査までの緊張を緩和できるよう努めています。また、個別の更衣室・トイレを設計し、プライバシーに配慮しています。
当院では鎮静剤を使用された方がゆっくりとお休みいただけるように、リカバリースペースもご用意しています。鎮静剤が体から抜けるまで、リラックスしてお過ごしいただけます。

胃瘻を使用されている患者様の胃瘻チューブ交換も行っております。ご希望の方はお気軽に相談頂ければ幸いです。

当院では、腹痛などで緊急内視鏡検査が必要な患者様はもちろん、食事などをとっていらっしゃれなければ、ご希望のある患者様には当日胃カメラ検査も対応しております。
また、胃カメラ検査に関しては当院ホームページから簡単に予約をとることが可能となっております。ご希望の方は下記バナーをクリックしてください。

01.検査予約

胃内視鏡検査をご希望の場合は、当院ホームページから予約、もしくは事前に外来を受診して予約させていただきますが、当日検査も可能ですのでお気軽にご相談ください。予約時、服用中のお薬の確認させて頂きます。

02.検査前日

食事は消化が良いものを21時までに済ませてください。アルコールはお控えください。（お水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です）

03.検査当日

胃カメラ検査の当日は食事をせずにご来院ください。ただし、適度な水分（水のみ）の摂取は可能です。
高血圧、不整脈などのお薬は飲んでいただけます。ただし、糖尿病のお薬は除きます。喫煙は控えてください。
鎮静剤（麻酔）を使用する場合には、胃カメラ検査直後の車や自転車の運転はできませんので、その他の交通手段でご来院ください。

04.胃カメラ検査

義歯の方は検査前に外してください。人工歯やぐらついた歯のある方はお申し出ください。
鎮静剤をご希望の場合はストレッチャーに横になり、鎮静剤を注射してリラックスした状態で検査を受けていただきます。
検査所要時間は5～10分です。

05.検査後

鎮静剤を使用した場合、検査終了後は1時間程度休んでいただきます。検査後に医師より結果のご説明をさせて頂きます。病理検査を施行した場合は後日病理結果に関して再度ご説明させて頂きます。

胃カメラ後の薬の処方、ピロリ菌検査や採血検査が必要になった場合には、追加費用・料金がかかります。

1割負担の場合、上記料金の3分の1程度の費用・料金を目安としてください。

経口・経鼻とも、費用・料金は同じです。

鎮静剤（麻酔）を使用した場合、数百円程度の追加費用・料金がかかります。
病理組織検査とは、病変組織の一部を採取し、顕微鏡下で観察する精密検査です。検体の数、検査対象となる臓器によって費用・料金が異なります。

胃カメラ同様、大腸カメラも“苦しい”検査を想像される方が多いかと思います。

しかし、大腸がんは近年、増加傾向にあり、女性のがんによる死亡原因としては第1位、男性では第3位です。前がん病変の大腸ポリープは40歳代から増えはじめ、大腸がん発症のピークは60歳代です。

また、大腸カメラ検査では、前がん病変の大腸ポリープを治療することもできるメリットがあります。大腸がんや大腸ポリープを確実に発見するために、自覚症状がなくとも、40歳以上の方には大腸カメラを受けることを強くお勧めします。

当院では大腸カメラ検査をストレスなく受けて頂くために、ご希望のある患者様には鎮静剤（麻酔）を点滴し、眠ったような状態の間、大腸内視鏡検査を行うことで、苦痛を最小限に抑えております。

胃カメラ同様、当クリニックで導入している内視鏡検査装置は、「NBIシステム」を搭載しており、通常光とは異なる狭帯域光による観察が可能です。この技術により、微細な病変を発見しやすくなります。これまで以上に微細な表面構造や毛細血管をはっきり観察できるようになっていて、早期の病変の発見を実現しています。

検査では炭酸ガス送気装置を使用しています。通常の送気と比べて検査中、検査後のお腹の張りや不快感を軽減できます。

胃カメラ同様、患者様専用の待合スペースを設置し、個別の更衣室・トイレを設計し、プライバシーに配慮しています。
当院では鎮静剤を使用された方がゆっくりとお休みいただけるように、リカバリースペースもご用意しています。

胃カメラ同様、検査後は一件ごとに内視鏡の手洗いと、最新の内視鏡洗浄機による洗浄・消毒を行い、最高水準の衛生管理を実現しております。

大腸がんのほとんどは、大腸ポリープから発生します。当院の大腸カメラ検査では、検査中に大腸ポリープが発見された場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。日帰り手術のため、その日のうちにご帰宅が可能です。ただし、大きさや数などによって、入院による切除が必要と判断されることもあります。その場合は、入院治療が可能な連携提携病院をご紹介し、速やかに対応できる連携体制を整えています。

ご多忙で検査のために何度も来院できない患者様はたくさんいらっしゃると思われます。そのような患者様のために当院では胃カメラと大腸内視鏡検査を同日中に受けていただける体制を整えております。同日で受けられることにより、検査の際に必要な、食事や内服の制限を1度で行えます。ご希望の方はお気軽にお声がけください。

01.検査予約

大腸内視鏡検査をご希望の場合は事前に外来を受診して予約させていただきます。当院ホームページから予約は行っておりません。予約時、服用中のお薬の確認をさせて頂きます。

02.検査前日

食事は消化が良く大腸に残りにくい検査食を朝、昼、夕と摂取していただきます。水分制限はありませんが、アルコールは禁止です。
21時に下剤を服用していただきます。

03.検査当日

大腸カメラ検査の当日は食事をせずにご来院ください。ただし、適度な水分（水のみ）の摂取は可能です。
高血圧、不整脈などのお薬は飲んでいただけます。ただし、糖尿病のお薬は除きます。喫煙は控えてください。朝食を抜いた状態（飲水は自由です）で、9時にご来院ください。（自宅で洗腸剤を飲まれる方は、指示通りに服用いただき、便意が落ち着きましたら予約時間にあわせてご来院ください。服薬方法に関して、ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話下さい。）

鎮静剤（麻酔）を使用する場合には、大腸カメラ検査直後の車や自転車の運転はできませんので、その他の交通手段でご来院ください。

前処置で、腸をきれいにする薬を服用して頂きます。
個人差はありますがきれいになるまでに3～4時間かかります。
各部屋には専用のテレビもご準備しておりますのでリクライニングチェアでゆっくりリラックスしながらお過ごしください。
排泄物に固形物が無くなり黄色い水になるまでトイレに行って頂き、きれいになった方から順に、更衣し、検査を受けて頂きます。

04.大腸カメラ検査

鎮静剤をご希望の場合はストレッチャーに横になり、鎮静剤を注射してリラックスした状態で検査を受けていただきます。
検査所要時間は5～20分です。

05.検査後

鎮静剤を使用した場合、検査終了後は1時間程度休んでいただきます。検査後に医師より結果のご説明をさせて頂きます。病理検査を施行した場合は後日病理結果に関して再度ご説明させて頂きます。